ここ数日、大寒波がバルカン全土を襲っています。
本日のコソボの気温、-14℃。二日前は-26℃でした。
積もった雪が凍って道はツルツル。
スケートリンクのようになった通りを歩くので、もう滑るなという方がムリ。
昨日、友人より「It's cold…(寒い…)」とメッセージが来た後連絡が途絶えたので、
結構本気で死んだかどうかなったか不安になりました。
その数時間後届いたメッセージは、「ヒーターを直し終わったよ!」だったので、
「え?ちょっと待って、こんな極寒の中ヒーター壊れてたの?」と聞くと、
「ずっと調子悪かった。でも今はようやく室温16℃まで暖められるようになった」と返事が返ってきました。
室温16℃もたいして暖かくはない(というかむしろ寒い方)とわたしは思うので、それを言うと、
外(-26℃)に比べたらめちゃくちゃ暖かいとのこと。
なんだその基準。
ポジティブなのか、寒さに強いのかよくわかりません。
こんな寒い日をどう過ごしているのか聞いてみると、
「基本布団の中でゴロゴロして、たまに毛布にくるまって映画見てる」とのこと。
あ、そーだった。
コソボ人って基本働いていないんだった。
じゃあ無理して外に出る必要もないし、通勤の心配もないし、そもそも何もしていないようなもんだから天気とか別に関係ないんだ。
その後、「ついに外に出た!バーでビール飲んでる」と連絡がありました。
なんかいい人生だな。