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マケドニアに行くならスコピエじゃなくてオフリドへ

以前もこのブログのどこかで書いたと思いますが、一般的に外国に旅行へ行くとなると、

まず首都を訪れますよね。

そしてそれが数か国周遊といった旅で、各国で数日しか時間が取れない日程だと、とりあえず首都だけを回る感じになりがちだと思います。

先日も、友人が「ヨーロッパ周遊の途中でバルカンにも寄るんだけど、このプランでいいか見てくれない?」と連絡してきたのに目を通すと、訪れる予定の場所はほとんど首都のみ。

しかもこの人の場合、たった数日のマケドニア滞在なのに、なぜか首都スコピエを2回訪れる計画になっていたんです。

「こりゃあかん!」といって、人が立てた予定におせっかい風をびゅんびゅん吹かせて大幅に修正を加えるという暴挙に出たんですが、最終的には「あ~教えてもらってよかったわ」と返事がきたので、まぁよかったのかな?(それかただ向こうの大人の反応だったりして…)

念のために言っておくと、スコピエも悪くないですよ。

わたし自身、とあるサイトでスコピエを推す記事を書いたくらいですし。

でも、マケドニアにはスコピエ以上に時間を費やして外国人旅行者が見てくべき場所があるんです。

それが「オフリド(Ohrid)」。

湖畔の町です。

中には湖畔の「リゾート地」と紹介されていることもありますが、「リゾート地」なら今回は一人バックパック旅行だし行かなくてもいいか、なんて思わないでください。

そもそもバルカンのリゾート地なんて、「リゾート地」とわたしたちが聞いて想像するものとは月とスッポン以上にかけ離れたものですから。

一人旅だろうと貧乏バックパック旅行だろうと、訪れて全く違和感がない素敵な場所です。

ホステルもたくさんあるし。

おまけにホステルには一人旅の人がうじゃうじゃいるし(欧米人が主だけど)。

こんなのとか、こんなのとか、こんなのとかが見れます。

混んでいないのでゆったりした気分で観光ができますよ。

たしかにレストランは湖沿いのテラスなんかに席があったりして一人では入りづらい雰囲気かもしれませんが、値段はそれに不釣り合いなほど安いし、一人で食事するのに気兼ねするなら食事は自炊でも、やっぱり湖畔の雰囲気を味わうためにそんな場所でお茶だけでもどうでしょう?

とにかく、マケドニア旅行は首都スコピエを飛ばしてでも、この湖畔の町オフリドを訪れることをおすすめします。

別に古代ローマの遺跡や教会になんて興味ないわ、という人でも、湖でボートに乗ったり、自転車で湖沿いを走ったり、早朝に旧市街をぶらぶらしたり、と楽しいオプションがいくらでもありますよ。

そして何よりのんびりできます。


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